【Pythonの基礎】標準ライブラリの活用について優しく解説

Pythonの標準ライブラリには、多くの便利なモジュールが含まれており、それらを利用することで効率的にプログラムを開発できます。
今回は、いくつかの代表的な標準ライブラリについて学んでいきます。

時間と日付の操作

datetimeモジュールを使って、時間や日付の操作を行うことができます。

import datetime

# 現在の日時を取得
now = datetime.datetime.now()
print(now)

# 日付の計算
tomorrow = now + datetime.timedelta(days=1)
print(tomorrow)

# 文字列から日付への変換
date_str = '2023-03-17'
date_obj = datetime.datetime.strptime(date_str, '%Y-%m-%d')
print(date_obj)

# 日付から文字列への変換
date_str = date_obj.strftime('%Y年%m月%d日')
print(date_str)
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正規表現

reモジュールを使って、正規表現を利用した文字列の検索や置換を行うことができます。

import re

text = "Pythonを学んでいます。Pythonは楽しいですね。"
pattern = "Python"

# 文字列の検索
result = re.search(pattern, text)
print(result)

# 文字列の置換
new_text = re.sub(pattern, "Java", text)
print(new_text)

メールの送受信

emailおよびsmtplibモジュールを使って、メールの送信を行うことができます。

import smtplib
from email.mime.text import MIMEText

# メールの設定
msg = MIMEText("メールの本文です。")
msg["Subject"] = "メールの件名"
msg["From"] = "from@example.com"
msg["To"] = "to@example.com"

# メールの送信
with smtplib.SMTP("smtp.example.com", 587) as server:
    server.login("your_username", "your_password")
    server.send_message(msg)
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ウェブスクレイピング

requestsおよびBeautifulSoupモジュール(標準ライブラリではないが、広く利用されている)を使って、ウェブページからデータを抽出することができます。

import requests
from bs4 import BeautifulSoup

url = "https://example.com"

# ウェブページの取得
response = requests.get(url)

# HTMLの解析
soup = BeautifulSoup(response.text, "html.parser")

# タグの抽出
titles = soup.find_all("h2")
for title in titles:
    print(title.text)
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